
『南 純米吟醸 おりがらみ 生酒』
0各SNSには書ききれなかったことを綴らせていただいてます!
「長文すぎるぅ!」と苦痛のお声が多かったため、
ブログの方で自由にやらせてもらいますん…っ!
おすすめポイント
・フルーティな香り
・ジューシーな酸
・味わいは辛口
・スペックは純米大吟醸
この蔵の理念
少量でも、心が喜ぶ酒を造る。
明治2年の創業当初から量より質を重視。
年間生産量は約300石ほどらしい。
だからこそできる丁寧な酒造りを大切にしているようだ。
このお酒のコンセプト
「喉越しよく飲み飽きない」
実は『南』は南酒造場の新しいシリーズ。
1869(明治2)年の創業時は、「玉の井」という銘柄で地元向けに生産していた。
しかし日本酒消費量が減少していく中、
先代の南卓治氏によって1998年、首都圏向けの生産に着手。
その際に誕生したのが、『南』でありました。
『南』は必ず精米歩合60%以上、そして、特定名称酒というのがお決まり。
銘柄名は家名から名づけ「伝統ある家名に恥じないように」との想いを込めたのだそうです。
そりゃぁそうだよね…
だって創業から約130年後に、新しいことやっちゃおうっていうんだから、相当の覚悟があったはずなんだ。その覚悟を示した銘柄ってことだよな…くぅぅ!ロマンあります!
味わい

第一印象! めちゃくちゃ香り高い!
注がれたおちょこを親指、人差し指、中指と3本の指でつまみ、口へ運ぼうとテーブルから引き離し唇に触れるまでのその間に、すでに香りが鼻腔まで届いているのだ。
それほどまでに香りが豊か。
しかし!
口に含めば状況は一変。
ジューシィな酸が口の中を席巻する。角のないまあるい酸だ。
そこから、喉越しは綺麗でしっかりと辛口、キレる。
さすが高知の酒!と言わざるを得ない。
なので香りフルーティなのに食中酒としても活躍します。
今回も串揚げのコースといただきましたが相性◎でした!
そして綺麗なのもそのはず、
「精米歩合50%」
そう、純米大吟醸スペックなのだ。
日本酒スペック
銘柄:南 純米吟醸 おりがらみ 生酒
特定名称分類:純米吟醸
原料米:吟の夢(高知県産)
精米歩合:50%
アルコール分:17度
水:清流安田川のミネラルを多く含んだやさしい水が南の命!
所在地:
株式会社南酒造場
高知県安芸郡安田町安田1875
1869(明治2)年創業
私(筆者)について
日本料理屋で長らく勤め、年間500種を超える試飲をしてきました。
日本食に関わるお仕事は10年以上。
これからも、日本の文化を応援します!
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